フランスのパリ・シテ島にある世界文化遺産のノートルダム寺院の大聖堂が大火災という大変なことが起こってしましました。大聖堂の尖塔(せんとう)も焼け落ちてしまう衝撃的な映像も流れていました。
ノートルダム大聖堂といえば、とても有名なのが美しいステンドグラス。このステンドグラスがどうなったのか?再建できるものなのか?
今回はこの話題を調べてみたいと思います。
フランス・パリのノートルダム大聖堂が火災
パリの #ノートルダム大聖堂 で大規模な火災が発生しました。オリジナル版は→https://t.co/4BCGui5hKq pic.twitter.com/9JlU1gqPay
— 毎日新聞映像グループ (@eizo_desk) 2019年4月16日
パリ中心部にあるノートルダム寺院で15日午後、大規模な火災が発生した。12世紀に建設が始まった寺院は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に指定されており、毎年多くの人が訪れるパリ有数の観光名所。
火事はこの日夕方に発生し、大聖堂の屋根がほぼ全焼したほか、尖塔も倒壊。消防隊がなお消火作業を続けており、目撃者によると、寺院があるシテ島は避難指示が出たという。
建物の骨組みと2つの主要な鐘楼の倒壊は免れた。
引用:ロイター
焼失してしまったのはどの部分?
これまでに衝撃的な映像として報道されている通り、かなりの火の強さで大火事と言ってもいいほどの火災になりました。
https://t.co/H9fOzdRc4L
フランスのパリ中心部にある世界的観光名所、#ノートルダム大聖堂 で火災が発生し、教会の尖塔などが燃え落ちるなどの甚大な被害が出ました。(志)#ノートルダム大聖堂火災 pic.twitter.com/bA1Wp6MnOv— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) 2019年4月16日
そのため、尖塔が焼け落ち、大聖堂の屋根がほとんど全焼してしまったようです。
数ヶ月前のノートルダム大聖堂 本当に美しかった pic.twitter.com/jfahCoI68W
— INEMOUSE @ COMITIAさ34a (@INEMOUSE) 2019年4月16日
このような姿は、もう見られないという悲しいことになってしまいました。
無事だった部分は、この方のツイートにて翻訳されていました。
ノートルダム大聖堂は
・13世紀、19世紀の木造の屋根は全焼。でもその下の石のアーチは無事
・3つのバラ窓うち1つは崩壊。後は無事
・残念なことに尖塔は全焼。でも16聖人の像は改修工事のため4日前に外されており無事
・建物の主要な部分は残っている
・国宝等は無事
らしいhttps://t.co/QjuH1FTrmd— 梅鉢まひろ・ヒロショ4/28青海A I74a (@mahiro_tb) 2019年4月16日
バラ窓というのは、あまりにも有名なステンドグラスの大窓のことです。
火事が起こった原因は何?
ここで、誰もが気になるのはどうしてこれほどの火災が起こってしまったのか?ということ。
もしかして、防火されたの?という恐ろしい考えも頭をよぎりましたが、現在の報道では、改修工事が原因で火災が起こったのでは?という情報が出ています。
ノートルダム大聖堂では、現在改修工事を行っていたそうで、その工事中に使っていたはんだごてが火災の原因だと言われています。
ノートルダム大聖堂は再建・修復されるの!?
【大規模火災】マクロン仏大統領、ノートルダム大聖堂の再建を表明https://t.co/z9iTxwc6F7
消防士らの働きによって「最悪の事態は免れている」と説明。修復に向けて「明日から」世界への呼び掛けを始めると表明した。 pic.twitter.com/Ur2CG1hica
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2019年4月16日
フランス政府がすでに再建を表明しているのですね!
これまで世界中の人が、癒されその美しさに感動してきた大聖堂なので支援の輪が広がりそうです。
そして、現在の科学とデータの蓄積・研究によってかなり精巧に復元できるのでは?と想像できます。
ノートルダム大聖堂の建物はレーザー測量によって豊富なデータが取得されており、再建する際に役立つだろう、という話https://t.co/piBadSUdDV
— ultraviolet (@raurublock) 2019年4月16日
世界中の歴史専門家や建築家が、全力で再建のために知恵を出し合い、元の姿に戻すための協力をするのではないかと期待してしまいます。
ステンドグラスが爆散してしまう
さて、気になるのがあの美しいステンドグラスがどうなったのか?という事です。
ノートルダム大聖堂の象徴ともいえるステンドグラス。
「ノートルダム大聖堂内」
聖堂内はとても美しく、特にステンドグラスは圧巻でした。厳かな雰囲気で素晴らしい聖堂でした。 pic.twitter.com/bTevYPKLMk— マッキー@美しい風景が好き (@travel100world) 2019年4月6日
薔薇窓だけじゃないステンドグラス
もう見られない。。 #ノートルダム大聖堂 pic.twitter.com/IjOCXuvpS9— kpp (@kakigarasan) 2019年4月15日
実際に見たことはないのですが、テレビや写真で何度も目にしたことがあり、いつか自分の目で見たいと思っていたのですが、、、その前に火事になってしまい残念です。
ですが、嬉しいことにその後の調査で、あの美しいバラ窓は3つとも無事だったと分かりました!
その他のステンドグラスは、火事の影響で爆散してしまった部分もあるようです。
ステンドグラスの再建は無理かも!
残念ながら、かなりの場所でステンドグラスの窓が爆散してしまったようです。
ノートルダム大聖堂は、せめてバラ窓のステンドグラスは残って欲しい…アレはもう二度と作れない最高の芸術品 pic.twitter.com/oRHFDYip7L
— 蒼封 (@y_miyata) 2019年4月15日
ステンドグラスももちろん再建して欲しいのですが、難しいかもしれないようです。
その理由は、、、
ノートルダム大聖堂、あの素晴らしいステンドグラスが爆散してしまったことが本当に残念。ステンドグラスの色合いは、現代の技術でも復元が難しい。シャルトル大聖堂のシャルトルブルーが有名だけど、特に「青」。しかも、今の色合いて数百年の時間とその環境を経て出ているものだから、本当に唯一無二
— レモミル (@Lemon_and_Milk) 2019年4月16日
パリの旅行者が必ず訪れるくらい有名な教会ノートルダム大聖堂の火災のニュース、大変残念です。。ステンドグラスは無事だろうか。。ステンドグラスは何年もかけて色が変化し美しいブルーが作られると以前聞いたことがある。再建されてもあの美しさが出来上がるには何百年とかかる。。#NotreDame
— ミワ製靴 (@shoemaker_miwa) 2019年4月15日
ノートルダム大聖堂の消失は、すなわち歴史の消失と同義と言っても過言ではない。建物そのものは再建できたとしても、例えばあの有名なステンドグラスを再現できる人がどのくらいいる事か……。
— 社会人辞めたい八雲禊 (@Lucifermmo) 2019年4月15日
ノートルダムの火災でバラ窓が爆発したって聞いて唖然としてる。
美術工芸の世界で中世のステンドグラスの完全再現・復元は難しいって言うのは有名な話。一番大きな理由はあの鮮やかな発色で、再現するには今では使用禁止されてる「劇薬」が使われてるから。とくに「青」の再現が難しい…— りんず (@ohgonhhyakaiten) 2019年4月15日
- 時間(経過時間)
- 技術
- 仕様薬剤(劇薬)
これらの理由で、完全再現は難しいと言われています。
現代の科学をもってしても、同じものを再現するのは難しそうです。
こんな意見も
この記事のまとめ
フランスにはまだ行ったことがないのですが、いつか自分の目で見てみたかったノートルダム大聖堂のステンドグラス。
もう、同じものは目にできないことにショックが大きいです。。。
しかし、より近いものを再現できることを期待しています!