台風19号の上陸を前に、「小学校教員資格認定試験」の2次試験が中止になりました。
が、驚くのはその結果。受験予定者を全員合格にしたというもの。
何のための2次試験だった?
全員合格の理由は何?
早速見てみましょう!
小学校教諭試験が台風で中止も全員合格?
1000RT:【2次試験】台風で中止の「教員資格認定試験」、受験予定者を全員合格にhttps://t.co/pR14rMXS9i
この日は論述や実技などを行う予定だった。機構は中止の理由を、受験者と職員の安全が確保できないためとした。
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 13, 2019
独立行政法人教職員支援機構が台風19号の上陸に備え、12、13日に予定していた小学校教員資格認定試験の2次試験を中止し、受験予定者を全員合格としていたことが、13日までに分かった。
教員資格認定試験は、大学の教員養成課程を経ていなくても、教員となる資格を与えるもの。マーク式の1次試験合格者が2次に進み、論述や実技などの試験を受ける予定だった。
小学校教諭試験が中止はどこの会場?理由は何?
今回の試験が中止になった理由は、やっぱり台風の影響があったからみたいです。
機構は中止の理由を、気象や交通機関の運行予定を踏まえると、一部会場で受験者と職員の安全が確保できないためとしていた。
試験の中止になったのは、どこの会場だったんでしょうか?
やっぱり、台風の通過ルートに入っている場所かな?って思ったら。。。
「全会場で中止」だったみたいです!
まぁ、試験の内容が漏れてもダメだしね。分かりますよ。
小学校教諭試験は無試験で全員合格に!?
問題はそのあと!
普通当日中止になったら、延期すると思うでしょ?
いやいやまさかの、「全員を無試験合格」としたらしいのです。

教員の質が問われる今、これはとびきり危険な判断じゃないでしょうか?
そもそも試験は必要だった?
今年度の出願者は917人。マークシートによる一次試験を経て、二次試験では、筆記、実技、口述試験が予定されていた。三次試験(指導の実践に関する事項に係る試験)は11月中旬に行われ、合格すれば小学校教諭の二種免許状が授与される。
過去5年間の合格率は11〜14%で推移。試験実施事務は2018年度から文部科学省に代わり教職員支援機構が行っている。
これだけ合格率が低いものを、どうして無試験で合格させてしまったんでしょうか?
ヤバイ先生が子供の指導に当たる可能性があるかと思うと、怖くてたまりません。
試験の中止?延期じゃないの?
いくらなんでもこの「特例」はないのでは。台風で試験を実施できないなら、普通は延期でしょう。。。 なんで全員合格なんていうことにしてしまうの 台風のどさくさ紛れにそれはないのではという案件???https://t.co/MHK9kTszeG
— 弁護士 太田啓子 (@katepanda2) October 12, 2019